平成26年5月21日(水)に、リゾートホテル阿蘇いこいの村で阿蘇地域世界農業遺産推進協会の「総会」及び、「一周年記念シンポジウム」を開催しました。
■総会
総会では、平成25年度事業実績及び平成26年度事業計画について、審議されました。また、新規会員として阿蘇神社の加入が承認され、全部で57団体となり、5団体が賛助会員として承認されました。
参考:阿蘇地域世界農業遺産推進協会 会員・賛助会員
■シンポジウム
シンポジウムには、蒲島熊本県知事をはじめ200名以上の参加がありました。
事例発表では、南小国町、高森町、阿蘇市よりぞれぞれ発表がありました。
事例発表後に蒲島知事からは、『世界農業遺産の認定は経済的効果を始め、熊本県民の誇りとなり、夢を与えるような第2のくまモンとしていきたい。そのためには、「優れたコラボレーション」、「阿蘇自身の成長」、「行政や民間の支える力」が重要である』とコメントされました。
講演では、熊本日産自動車の古荘常務からは、世界農業遺産に登録された阿蘇を電気自動車の聖地とし、阿蘇への観光客誘致と環境を保全を両立させるという今後の展望について講演されました。
シンポジウム内容
<取り組み事例発表>
1 発表テーマ:1000年後の未来のために-Noson’s11の挑戦-
南小国町まちづくり課企画商工観光係 橋本 哲典 氏
2 発表テーマ:こだわり焼きそばの開発による地域活性化への挑戦
JA阿蘇青壮年部高森支部 三森 建史 氏
3 発表テーマ:草原プロジェクト ~阿蘇の草原文化を未来へ~
熊本県立阿蘇中央高等学校 学生5名
<講演>
『「電気自動車の聖地化」による観光と環境の両立』
熊本日産自動車株式会社 古荘 雅教 常務取締役