江戸時代の参勤交代で細川藩主が同市の内牧御茶屋に立ち寄った際に食べた「御前料理」に、「深町の芹[せり]」「古川の鯉[こい]」「松尾山の山芋」「内牧成川の水鶏[くいな]」「坂梨のクワイ」など地元で採れた食材で料理が献上されていたことが江戸時代の文献に残っています。伝統野菜である深町の芹とその生産風景は、世界農業遺産の認定要素です。※写真は、阿蘇市で生産されたセリ