「つるのこいも」は、里芋の一種ですが火山灰土壌のやせた土地にしかできない作物です。火山灰土壌で米、麦の栽培が困難であった高森町色見地区では、「つるのこいも」を主食として生活していたそうです。一説には形が鶴の首に似ているので、鶴の子芋というそうです。現在、生産された「つるのこいも」のほとんどは、高森田楽で使用され、味噌と一緒にいろりで焼いてだされる「つるのこいも」は絶品です(右写真:田楽保存会の高森田楽)。