この桜の近くに馬頭観音様が祀ってあり、そこからの由縁。草原の中の1本桜。馬頭観音は、その名称から、民間信仰では馬の守護仏としても祀られる。さらに、馬のみならずあらゆる畜生類を救う観音ともされ、六観音としては畜生道を化益する観音とされる。農耕文化としての馬頭観音と隣接し、草原と一体となった一本桜の景観は、世界農業遺産の認定要素です。