山林は、水の源をなし、人間を含めた動植物の生活資源の源となっています。管理不足の山林は災害をもたらす要因にもなります。そのようなことから、畏敬の念をこめ毎年祭事(山の神祭り)が行われます。4月16日は山の神が山に種を播く日、正月の16日は山の神が木を数える日といわれ、両日は山仕事を一切してはいけないと言われています。一方、山の神は、農家にとっては、牛馬の神でもあり、4月18日には各集落ごとに祭りが行われています。