北外輪山の東部に波のように広がる波野高原の中に浮かぶ荻岳は、中央火口丘よりはるかに古い火山だそうです。頂にはお稲荷様が祀られ、ふもとの荻神社の近くには、日本最南限のスズラン自生地も見られます。頂上からの展望は壮観で、南に祖母、傾の連山、北にくじゅう連山、西に根子岳が望めます。荻岳では、現在放牧は行われませんが、野焼きにより草原を維持されています。また、野焼きにより、鳥獣害も防いでおり、野焼きが、草原の維持だけでなく、農村を守る術になっているという非常におもしろい事例の場所です。
北外輪山の東部に波のように広がる波野高原の中に浮かぶ荻岳は、中央火口丘よりはるかに古い火山だそうです。頂にはお稲荷様が祀られ、ふもとの荻神社の近くには、日本最南限のスズラン自生地も見られます。頂上からの展望は壮観で、南に祖母、傾の連山、北にくじゅう連山、西に根子岳が望めます。荻岳では、現在放牧は行われませんが、野焼きにより草原を維持されています。また、野焼きにより、鳥獣害も防いでおり、野焼きが、草原の維持だけでなく、農村を守る術になっているという非常におもしろい事例の場所です。