長野岩戸神楽は、300年以上続く国選択無形民俗文化財の指定を受けている伝統芸能です。毎年、5月と10月に南阿蘇村の長野神社で開催される例大祭で、五穀豊穣と集落の安全を願い神楽が奉納されています。中でも『天王注連(てんのうしめ)』は、全国的にも珍しく、高さ10㍍を超す竹ざおに登って鬼面の荒神らが舞う神楽は圧巻です(左写真)。