平成29年11月8日、9日に阿蘇プラザホテルにて、世界農業遺産国内認定地域連携会議(J-GIAHSネットーワーク会議)の総会・シンポジウムを開催しました。
[世界農業遺産国内認定地域連携会議(J-GIAHSネットワーク会議)とは…世界農業遺産に認定された国内8地域の市町村・推進協会で構成され、相互に情報交換や交流を行い、世界農業遺産の価値と認知度を高め、各サイトの農業システムの維持と活性化を図る組織です。]
今年は阿蘇での開催ということで、1日目の現地視察では、野草堆肥関連の施設・山田東部牧場や、熊本地震で甚大な被害があった狩尾地区などに参加者を案内しました。
2日目の基調講演では、宮崎大学農学部附属フィールド科学教育研究センター長、西脇亜也教授から「阿蘇の草原と持続的な農業について」と題してご講演いただきました。
その後、「草原に秘められた可能性と地域農業の未来」をテーマに5名の方によるパネルディスカッションを行いました。
お出迎え時にはくまモンも駆けつけてくれ、大盛況のJ-GIAHSネットワーク会議となりました。
【基調講演】
テーマ「阿蘇の草原と持続的な農業について」
宮崎大学農学部附属フィールド科学教育研究センター
教授 西脇 亜也
【パネルディスカッション】
テーマ「草原に秘められた可能性と地域農業の未来」
[コーディネーター]
公益財団法人 阿蘇グリーンストック
副理事長 山内 康二
[パネリスト]
畜産/園芸農家 草原再生オペレーター組合 組合長 井手 孝義
畜産農家、体験民宿なかむら牧場代表 中村 和章
(有)熊本植物研究所代表 佐藤 千芳
[コメンテーター]
宮崎大学農学部附属フィールド科学教育研究センター教授 西脇 亜也